ロードス島戦記〜アラニア興亡史〜
その26
「私達は夫婦になるのだから、お願いされなくても一生懸命だし……教会とこの国と、そして民とあの人を繋ぐのはきっと私の使命だから」
おどけるようにセリスは言う、その言葉は冗談めかして、しかしおそらく彼女は本気なのだとリルティスも気が付くのだろう
「よろしく……」
その無垢さはこの国の無くしたものかもしれないと……
なんと申しましょうかマスターの許可をもらっちゃったら勝手にリルティスの内情語るし……やばいかな?