ロードス島戦記〜アラニア興亡史〜
その36
「シモーネ殿、食事のあとで送らせましょう」
監査役として同行しているジョーカー、ラスター公爵の片腕と呼ばれる人物である
「ん、そうれはそうだが」
シモーネは頷く、ようやくセリスとリリルと名乗った少女がその場を開放される
「それよりも……私の知らぬ人物が同行しているようすですか」
男達の駆け引きは続いていた
まあ妹を心配してセリス王子が潜り込んでいたのだけど、まあ騎士団をあずかってるシモーヌも協力して、でジョーカーはそのへんを怪しんでいるわけですね、ちなみにジョーカーは闇の世界の名でこの時は違う名前を名乗っていたんだけど……接触がほとんど無かったせいで書き留めるのを忘れてしまったと言う……情けない話しですいません、ちなみにこの人すごい暗躍してました。カッコよかったですよ