ロードス島戦記〜アラニア興亡史〜


その91


「泣いていたのかい?……」
 セリス王子だった、遠い昔に約束をした二人は……今は
「兄上に意見して来る」
 そしてそんな姿のセシリアにセリスは立腹していた
「やめて! そんな事!」
 今や国中から信頼され、そして乱れた国内を掌握している人物が、ここにいるのだった


 マスターとしてはここでセリスの方に傾いて欲しかったらしいですね