ロードス島戦記〜アラニア興亡史〜 その112 「セシリアすまない……」 セリス王子は傷を抑えながらわびるのだ 「セリス! 何故あなたがいながら!」 セシリアにも何があったかわかってしまった 「止められなくて」 衛兵達は今この国を治めている王子を守る為に皇太子に剣を向けたのだろう 「それは……」 気にしないでとは言えなかった おかしいよなぁ本来ならこの王子と……