ロードス島戦記〜アラニア興亡史〜
その133
一年後……
その場にはひとつの銅像が置かれていた。
「これってセシリア夫人だろ」
人々の心には愛に殉じた人として覚えられていた。
「恵まれた女さ!」
そう吐き捨てるように言ってその場を去る女性がいた、セシリアと同じ顔を持ち不幸な半生を送ってきた女性が呪いの言葉と供にアラニアの王都アランにやってきたのだった……
「なんだ?」
そしてそれはまた別の物語……
ロードス島戦記〜アラニア興亡史〜終わり
これは第三話の冒頭でのシーンらしいです、銅像が建てられているとは。
しかもルドルフのは無いのに私のだけ……なんか感動です。
セシリアが死んでしまった事もあり私は第三話には不参加で、セシリアのそっくりさんは他の方がプレイヤーとして使われたそうです(キャラメイクのころに覗きに行ったら、そんなキャラでセシリアを羨ましく思いながら育ったキャラだと言ってました。)
このあと実はセリス王子は古代王国期の魔道器が発動して復活したのであり、すでに死んでいてその魔道器が暴走し人々の心を支配するみたいな展開になり。
その魔道器を止めるにはアラニア王家の血筋が必要とかでリルティスがその身を犠牲にしなければいけないのか?とか
まあそんな話があるわけですが、私はセッション終了後に聞いただけで細かくは知りません。
だってルドルフと一緒になれないとわかった時点で私のこのゲームは終わってるのですから。
しかもウィナスのプレイヤーいわく
「きっと世話好きでも我慢強くも無いから、治る見込みが無いとか言われたら早々に見捨てて出てってしまうだろうなぁ」
だって殺意が沸いたね真剣に……
でもまあ面白いセッションでした……マスターや他のプレイヤー諸氏にはすっごく迷惑をかけたけど、いまだに心に残ってる宝物のようなセッションです。
ほんとうに「ありがとう」です
これを、久しぶりに描いていてまた目頭が熱くなりちょっと涙がこぼれてしまった事は内緒です……いやぁやっぱりTRPGっていいなぁ……