山根 萌黄

そこは家の近くの公園の図

突然襲った凌辱の嵐

 幼馴染とはいつもお互いの家の間にある公園で遊んでいた、幼き日より高校に入った今でも相談がある時は二人でその公園で話をした。
 最近そこに呼び出したのは彼の方だった、好きな女の子が出来たからどうしたらいいのかという相談だった……男らしく打ち明ければいいと萌黄は言った……
 今日公園に呼び出したのは萌黄の方だった、彼の好きな女の子もまた彼が好きだと学校で知ったから……それを伝えた、そしてずっと昔から萌黄も彼の事が好きだったとせめてこの公園で伝えたかったから。
 彼は言う「萌黄はすごいな、断られるのがわかってるのに告白出来るなんて……」彼の目に萌黄はただの幼馴染としてしか写っていなかった……
 「ばか!帰れよ、もう行っちゃえ! そして彼女と幸せになっちゃえよ」
 彼を帰した後萌黄は泣いた、彼と遊んだこの公園で一人泣いていた、その背後に凶悪な男達が悲劇をもってきている事も知らずに……




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