「僕が来て正解って事みたいだね」
調査の為に訪れた学園は生徒が皆ミュータント化していた。
「僕向きの学園って事だ」
自信満々のマコトをミュータントが取り囲み
「そう上手く行くと思っているのか? 貴様に何が出来る?」
数の優位を誇っているようであった。
そして、マコトもまた先程の自信を揺らがせもせずに
「お見せしよう……」
変身ポーズに入った
「へんーーーーしん!」
ズバーーーーーーーーーーーーーーン
しかし、変身は完了しなかった
「あ……」
溜め込んだ変身の為のエネルギーが放電されるように萎んでいく
「こちらもただ待っていたわけでは無いのだよ」
笑い声を聞きながらマコトの意識は闇に落ちた
「はなせ! くぅ!」
気が付いたときには改造手術の為の手術台に括られていた
「あなたを改造した人はよほどの芸術家のようですね、処女膜がありますよ」
白衣を着たミュータントが丁寧に調べてから笑う
「やめろ! はなせぇ!」
しかし、拘束された体は動かなかった
「処女は俺が頂きだ!」
白衣の後ろにいた人がいきなりのしかかり
「ひぃ! ダメェ 僕は……好きな人か……ああ」
ここに乗り込んで来たときとは別人のように女らしい顔になっていた
「そうかい、そいつは良かった、俺は人のものが大好きなんだ、そしてこんな事も出来るんだぜ!」
男は無理矢理突き入れて
「ひっ 痛い……痛い……」
そのまま、ミュータント化したのだ、体積が急激に膨張しそれにともない肉の凶器は本当の凶器に変貌していく
「いやぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
「満足したぜ!」
戦闘系と思えるミュータント達が一通りマコトの体の上を通り過ぎて行った、その行為は最初の男と同じく挿入後にミュータント化する、の繰り返しで絶望感を味合わされるのに十分な恐怖だった。
「流石だ、もう再生してますよ」
白衣のミュータントは面白そうに処女血と白濁液の吐き出されている穴を広げて観察している
「何度やっても処女喪失ですか? こりゃ相当遊んでるのかもな」
そんなことが無いのはマコトの反応で分かっていたのに揶揄いながら彼は準備を進めていた。
「な……なに」
彼等が持ちだした物はマコトを恐怖させた
「まあ……人口子宮と言うか」
見るからに卵形をしたそれは脈動していた
「いや……」
本能的な恐怖がそう言わせる
「そう言わずに、新しい秩序を産むのですよ……あなたがね」
「ぎゃぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……………………あああああ…………ああああ……………………あ…………」
断末魔のように悲鳴が響いた、それもその筈で白衣を着たミュータント達は再生の済んだマコトの女淫を思いきり引き裂きながら先程の人口子宮を押し込んでいくのだった。
「よし! 入るぞ!」
掛け声の後にそれが膣も子宮口も裂きながら奥へと到達する
「大丈夫か……」
不安の声を上げる一人を制しながら
「ほら、もう再生が始まったぞ……これで取り出すのは困難になったな」
意識が戻った時拘束具は外されていてた、そして下っ腹にあるぽっこりとした膨らみが怪しく明滅していた
「ひぃ!」
中で動くのがわかる
「これでここに来てもらった目的は果たせた」
白衣のミュータントが声をかけて来る
「帰っても大丈夫だけど……そうするかい?」
しかし、ちょっと疑問が残る
「来てもらった? 僕が来るのがわかっていた?」
頷き
「君を差し出した人間は文武省の中にいるのさ……この意味わかるかな?」
だから帰らなければいけなかった、裏切り者を見つけなければいけないから……
「くっ……」
そして変身する度にお腹の中が膨らんでいくのがわかった、まるでエネルギーを吸い取られているようだった。
「どうなってしまうんだ……僕の身体……」