もう一度犬にレイプ
話させない、助けを求めようとする

16

 その行為が終ったときにはジェニファーはもう、何も出来ない状態だった
「いっぱい垂れ流してるぜ」
 男の言葉に一瞬だけ頬を赤らめるもそれ以上は動かなかった
「あはははははは……大満足って感じだな」
 男が笑ったそのときに、サイレンが鳴った

17

 ジェニファーはその音の反応する
「敵襲!?」
 毎日の訓練がジェニファーを嬲られた女から戦士に戻す
「あ……」
 しかし……簡単には行かなかったのだ

18

「立ち上がらないのか?」 
 大股開きになった足を閉じられないのは、力が入らないからで、彼女自身がどうすることも出来ないことだった
「動いてよ! はやく!」
 その間にもけたたましくサイレンは鳴りつづけており、廊下も駆けて行くクルー達の足音が響いている
「私だって……」
 男が背後からジェニファーの頭を抑えて

19

「あれを見ろよ」 
 指差された先にはつい先刻までジェニファーの胎内に入っていた犬のペニスがあった
「なに?」
 それはまだ硬くいきり立っている様だった
「まだ、満足してないってよ」
 男は面白そうにそう言うと
「お前を女と認めたから、満足するまでついて行くぜ」

20

 それはブリッジに上がろうとそうなるということらしかった
「どうしろっていうのよ」
 もう半泣き状態になっていた
「ここで、満足させてから行けばいいのさ」
 簡単なことだと付け加える
「バカなことを言わないで! 戦闘が開始されるわ……私はブリッジの選任オペレーターなのよ」
 そんなことを言いつつも抵抗できないのはわかっているのだ
「じゃあ、行けよ……こいつも放しておくけどな、みんなに見られながら繋がればいいじゃねえか?」
 もう負けだった

21

 早く終らせるためには自分から誘えといわれてジェニファーは四つん這いになる
「自分から広げて誘うんだよ!」
 何度自分の行動を省みても理解できない行動を取っていた
「お願い……抱いてください……ペス様」
 教えられた犬の名を呼びながらジェニファーは尻を持ち上げた

22

「がは!」
 あっという間に犬は再び彼女の支配者となった
「ひぃあ!」
 背後から圧し掛かった犬は本来の獣の行為を獣として遂行していた
「あ……ああ……いやぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ…………あぁぁ………………」
 抑えようとしても悲鳴が上がる、そしてそれも肺の空気を吐き出し言って音を失う
「ジェニー! 艦長が怒ってるぜ!」
 そのとき、ドアがノックされて声が響いた

23

「!」
 それは幼馴染のパイロットだった
「迎えが来ちまったみたいだな……」
 そして、その一拍で男が気が付いたのだ
「た……」

24

 ガボッ!
「何を言おうとしたんだよ?」
 男はジェニファーの口腔内に自分の肉の凶器を押し込んでその声を塞いでいた
「呼んでやろうか?」
 男は逆にそう聞いてくる
「いないのか……どこで道草くってんだ?」

25

「お前の指示を聞いて戦闘したいんだからな!」
 その声を残して足音が遠ざかっていくのが聞こえていた
「残念だったな……」
 男はゆっくりとジェニファーの口を犯して行く
「んぶ……んぐ……」
犬ももう射精を始めていた

26

「満足してくれたみたいだな」
 男自身もジェニファーの頭から白濁した汚液を撒き散らしながら、引き抜かれた犬のペニスから宙を舞うザーメンを見ていた
「う…………うう……」
 ジェニファーは力の入らない体を無理矢理倒れないようにしていることで精一杯だった
「もう行ってもいいぜ、戦闘も開始されたみたいだしな」
 男はそう言いながらジェニファーの身体を立たせる

27

「いい感じだ、このまま行くといい」
 スーツのすそを持ち上げながら男は笑う
「バカなことを、スラックスを……」
 しかしすでにその場に彼女のスラックスは無く
「行くしかないだろ?」
 行くしかないのだ

28

「えぐっ……ひくっ……あ……」
 必死に止めようとしている涙と泣き声が指の間から溢れるようだった
「泣いたって始まらないぜ……」
 男は非常に語り
「そんなこと……わかって……わかってるわよ……ひっく……うえ……えぐ……うええ……」

29

「行くわよぉおお!」
 ジェニファーは無理にでも駆け出した
「ブリッジまでには泣き止まないとおかしく思われるぜ!」
 そんな言葉を聞きながら、ただジェニファーは走った

30

「遅いぞ!」
 艦橋に入ったときの第一声は艦長からによるものだった
「遅いぜぇ」
 第二の声はレジスタンスの男の声だった、そういえば気が付いたときには彼女の部屋から一人が消えていたのだ
「こちらの誘導のお陰で敵中に活路が開けそうだ、早くしろ!」
「はい……」
 必死に作ってきた表情が直にも壊れそうだった。