す-せ「内部情報を聞き鉱山基地へ」

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 ジェニファーが通信を受けている最中にも
「出るぜ!」
 びゅるびゅる
「りょ!むぐ……了解」
 だが、ここで任務を投げ出すことは出来ないのだ

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「これは、ようやく連絡が来たようだ……ホッとしたぜ」
 レジスタンスと艦長は敵兵の内通者からの連絡に喜んでいた
「じゃあ、当初の予定通り」
 艦長たちの打ち合わせは終っているようだった

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「じゃあ、ジェニファーの仕事だ」 
 急に肩を叩かれて不安になる……顔にはザーメンが付いたままで
「え?」
 艦長は流すように
「連絡員には女をと……指定してきている」
 通信文には確かにそうあったのだが

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「なんで……」 
 自室に戻ってもレジスタンスたちが犬と待っていた
「おいおい、こいつが機嫌悪くしてるぜ、ほかで男を咥え込んで来たからだな、特選欲の強いやつだぜ」
 ジェニファーの疑問には答える気も無いようで
「まあ、行く前に納得させとなかいとな」
 犬に向けて尻を上げろと……命令された

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 ガバッ
「ああっ」
 慣れてしく自分が悲しかった
「おいおい、相性抜群だな」
 男達は笑う
「うう……」
 犬は完全にジェニファーを自分のものとして扱っていた
「さてと……」
 そして激しく犬は動き出した

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 びゅるびゅる
「あああああああああああああああああああああ」
 何度も行われた犬の射精はここからがきつかった
「ビデオに撮っておくぜ」
 最初から男はそうしていたのだが

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「いやぁ……」
 ズル……
「ああ」
 グイッ……
「あぶぶ……」
 腰が抜けたように動けないジェニファーは背後に引きずられることになる
「やはり、こいつはすげえ」
 
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「ああ……」
 ついこの前まで処女だったとは思えないほどにあそこは歪に広がり犬の精液を吹き溢していた
「その臭いもユニフォームだぜ、しばらく会えないんだから堪能しておきな」
 連絡員など教育も受けたことは無い
「さて、準備しな」

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 どれだけ歩いただろう
「町だ……」
 荒野を歩く間に乾ききった体が水を求めていた
「あそこで……会えるわけね」
 オアシスの町には水があるはずだった

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「すいません……水をいっぱい」
 酒場のような場所を見つけると直行した
「いひひひっひひひひ」
 笑い声だった
「ん?」
 一瞬だけ躊躇した

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「ひっ!」
 ダンッ
「こんなお嬢ちゃんとはな」
 ナイフがドアに刺さっていた

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「可愛い顔してるじゃないか?」
 髭の隊長らしき男が近寄ってきて値踏みするようにマントを広げる
「いやぁ」
 下は露出狂用の制服だ
「連邦軍か?」
 わかっていて聞いているようではあるか
「ち、違います……」
 そういうしかないのだ

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「ストリッパーのねーちゃんか……じゃあ踊ってくれ、金ははずむぜ」
 言われるままにジェニファーはステージへと追い立てられる
「親父!何でもいいから音楽だ!」
 もうやらないで済ましてもらえるとは思えなかった
「踊ります……では……」
 腰を振りながらジェニファーはマントを脱ぎブラを外した

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「よし!じゃあ生本番と行こうぜ!」
 脱ぎ終わったとたんに兵士たちが取り囲んできた
「違います!其れは違うんです」
 必死に後ずさるも
「あれに会いに来たんじゃないのか?」
 部屋にスミに人が倒れているように見えた

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 いくつものトレーラーが起動を開始していた
「これにのりな!」
 そしてジェニファーは連れて行かれる
「連邦兵士じゃないなら……南極条約は関係ないな」
 そんな声が聞こえた……トレーラーにはMSが積まれている、そして鉱山基地へと……