輪姦、大型陵辱機械
科学者

1

 調査中に空が陰る
「ん? 何所の軍よ」
 最初は地上近くでの軍の演習だと思われた
「え?」
 しかしそれは見覚えの無い関係とラウンドバーニアンだった
 その未確認機はユキ・マツシマの調査に終わりを告げに来た不幸の存在だった、嫌……これから始まる地獄の生活への道先案内だったのかも知れない。

2

「まさか新兵器とか?」
 何やら嫌な予感がした
「やばいわね」
 そのうちのいくつかが近寄ってくるのがユキにもわかった

3

『ジョジュク チムチ……ソウマ』 
 その機体の中で交わされた言葉は聞こえてもユキには理解できなかっただろう
『ソウマ、クイダイ』
 彼等は会話していた
『ホクカ!』
 そして

4

 ズシンッ 
 その人型機械がユキの前に降り立つ
「うそ!」
 見つかっていたとは思わなかった

5

 その機体から伸びてきたものは外部カメラのように思えた
「見てるのかしら……まさか……異性人とか?」
 それは正解であったがユキは自分を落ち着かせるためだけの冗談のつもりだった、それが上手く行ったとは言いがたかった
「どうしようっての……」
緊張の一瞬のあと

6

 いきなり衣服が切り裂かれた
「きゃぁあああああああ」
 それは正確に衣服だけを切り取り次の瞬間にはユキは全裸になっていた
「スケベだわ」

7

 しゃがみこんでいるのは女性として当然の行為だった」
「あ」
 そこへパイロットが下りてきた
「何所の国の人よ!」
 叫んでも彼等は聞いていないのか何かを背後の機械に命じている
「何よ」
 何をするかはすぐにわかった

8

「きゃぁあああああああああああああああああああああああああああ」
 さっきユキを全裸にしたカメラと思しき物が彼女の手足を拘束したのだ
「こんなこと……」
 そしてその想像はすぐ現実のものになった

9

「いやぁ……ダメだったら」
 ユキの悲鳴が何を誘導したかはわからないが
「シムカ、ウドホウ レタクワ!」
 言葉が理解できない、と感じたときに男は侵入してきた
「ひぎ!」
 レイプの始まりだった

10

「ぐぷ」
 すぐさま彼等は二人同時に犯し始めた、そしてそれは順番を入れ替えるようにして、違う穴を犯して行く
「ひぎゃ」
 胎内の奥で何度も射精された

11

「ケルカ!」
 何を言っているのか理解は出来なかったがやろうとしていることはわかった
「んんんんん……」
 ザーメンシャワーを浴びながらユキの意識は遠のいて行った

12

「カラココ ソブア ホウカイシ」
 一人がそう言うと、カメラから何かを取り出して
「ゴンゼ レイル」
 それを二つ取り出すと

13

「ん……」
 ユキが意識を取り戻したときに男達も機動兵器もいなくなっていた
「何よ……まったく」
 自分の身体を見下ろして不自然なものが見える
「え?」

14

「抜けない!」
 身体の奥に貼り付けられたように動かなかった、痛みまで伴って
「うそ……こんなのつけられて……」
 軽くはあったが何所まで続いているかわからなかった

15

「とにかく、ベースまで行ければ……切る為のものはあるはずよね」
 そしてユキが歩き出した途端に
「ひぃ!」
 それは妖しく蠢きだしたのだった。