一方ザンギャックもまた作戦の変更を強いられた。
何も抵抗できないはずの星が先行艦隊を全滅に追いやったのだから。
 最後に抵抗していたスーパー戦隊について偵察部隊が編成される事になった。
 それは、最下級のゴーミンによって編成された部隊でザンギャックとしては唯の使い捨て部隊だった。
 その中に、ルカ・ミルフィに対し妹を盾に取って凌辱し、ゴーミンの奴隷とした男が入っていた。彼は先行艦隊が敗れたビデオを
研究しスーパー戦隊の中に女性が多数存在する事を知ると狙いを女性に決めて、地球へと向かった。
 いつでも使い捨ての彼は、時々役得を狙っていた、今回も相手が強ければ死が、それでも上手くすれば自分達に隷属させる事を
企んでの出陣だった。