「大人しくするゴ」
 全裸に剥かれたペギー松山は後ろ手に拘束され、ゴーミンたちに体を嬲られていた。
「初代戦隊ヒロイン様の成果が、他のヒロインにも及ぶんだぜ。ありがたく思えよ」
「よくもそんな戯言を……!」
 後ろから胸を揉みしだかれ、ペギーは慌てて身を捩った。
 しかしゴーミンたちはそんなことにお構いなく、腹の肉やお尻を鷲掴みにしてくる。空手の有段者とはいえ、四匹のゴーミンに抑え込まれてはどうすることもままならない。
「さて、尻穴を調教してやるゴ」
 ゴーミンが笑いながらペギーのアヌスに押しあてたのは、かなりの大きさで浣腸器だった。
「ほれ! 暴れるなよ」
 その先端を、力任せにアヌスにねじ込む。
「きゃああぁっ!」
 前戯もなしに異物を挿入され、悲鳴が弾けた。金属の硬く細い針は尻粘膜を傷つけることなく、突き刺さる。意外なほど呆気なく、桃谷に没してしまった。
「は……う……」
 挿入感に加え、漏斗から送り込まれる液体の冷たさがペギーを困惑させる。
(一体、何を注がれてるの……?)
 強い薬品の匂いが鼻を突き、ペギーの恐怖を一層掻き立てた。
 不安げなペギーを無視して、シリンダーから白濁した濃厚な液体がドロドロと注入されてゆく。
「ひぃっ! うああぁぁぁっ!」
 シリンダーからドロドロと注入される白濁した濃厚な液体が腸壁が浸る。冷たいと思ったのも束の間、それはすぐに焼けつくような熱さに変わった。
「ううっ! な……何よ、これぇぇっ!」
 粘膜に滲み込む灼熱感。ペギーの顔に汗がブワッと噴き出した。
「腸内にある余計な老廃物を除去するゴ」
「あぐぅ……」
 漏らしてしまいそうになり、慌てて括約筋を締めつける。
 どんな状態であれ、ゴーミンの見ている前で、排泄などするわけにはいかない。
(う……く……お、お腹が……)
 しかし大量の浣腸液に灼かれる腸からは、グルグルと不吉な音が聞こえ漏れてくる。どんなに頑張ろうと思っても、下る便意に意志まで吐き出してしまいそうだった。