「何? クライム?」
「違う」
 ゆっくりと下ろされたタクシーから銀色の兵隊がカレンを引きずり出したのだ。
「カレン水木だな」
「だったら何? 助けてくれたことにはお礼を言うけど、私は警察官よ犯罪は許さない」
 しかし、彼らは動じることもなくカレンを脱がしていく。
「な! やめなさい!」
 だから、背後でパパが何をされているのかカレンはまだ知らなかった……