「止まれ! ミス・アメリカ」
 呼び止めると同時に棍棒を構えるのは、宇宙帝国ザンギャックの最下級平兵士「ゴーミン」
「!?」
 平和になり、アメリカへ帰国する前に日本でショッピングを楽しもうと歩いていたダイアンは不快な表情を見せる。
「まさか、ザンギャックの残党がいたなんてね……私に何か用かしら?」
「ああ、大事な用だ。お前には慰安婦としてこれからの人生を過ごしてもらう」
 ダイアンの問いかけに答えながら肩に手を置く。