「あぐぐ!?あぐっ!!!」
挟まれて、激痛だけが身体を引き裂さかれていく。
「おしくらまんじゅう〜おされて泣くなっ!」
「ああっ!?あああっっ!!??」
ゴーミン達の、掛け声に声を合わせる唸りに似た地響き。
「もっとやれ!」
「良い見世物だ!」
それは客席から響く、人々の声。
早く終わって……ゴーミン達のふざけた行為に美佐はそんな言葉がグルグルと頭に浮かぶ。