「こ、こんな……うっ!」
 迎えつつある絶頂を噛み締め、足に力を込めて立ち上がろうとしたさやかの左足が、ずるりっ……と滑った。
 ばちゃんっ!
 さやかのお尻が粘液の池溜まりに落水した。
 大量に降り注がれる粘液がプールとなっていたのだ。
「これは……きゃぁっ!?」
 右手だけで上半身を支えられるはずもなく、さやかの体が重力に引かれた。
 べちゃっ!
 さやかは粘液質なプールに沈められた。顔面も埋もれてしまい、ドロドロの液体を思わず飲み込んでしまう。
 そこへ、白濁液の雨が容赦なく降り注ぐ。
「うぐぅっ! ごきゅっ! うがぁっ!」
 さやかは白濁液のプールで溺れかけていた。喘息のような苦しさに憚れて呼吸困難に陥った途端、慌てて顔を引き上げた。
「げほっ、げほっ……っげほっ、げほっ……」
 はげしく噎せ返り、唇から白濁液がこぼれ落ちる。
「わ、私は――」
 ようやく我に返ったさやかだが、いつの間にかゴーミンによって、股間の穴に医療用のクスコを嵌められていた。
 どぶどぶっ! どぴゅるっ! どぴゅるっ!
 すぐ近くで噴水の水柱の音が轟く。
「なんなのよっ!?」
 それは超大型のちんぽが宙に空撃ちする射精の音だった。
 びしゃびしゃっ!
 夥しい量のザーメンが、さやかの体に浴びせられていたのだ。
「いやっ! いやぁぁぁっ!」
 白人魚の全裸ボディは、白濁プールで溺れるしかなかった――。