「お帰りなさい」
「今日も、素晴らしい映像が撮れましたです」
 さやかの自室は、いつの間にか戦士団男子のたまり場になっていた。
「なんで……」
 そして、その日ヒドラー兵に犯されてから、産卵が終わって身だしなみを整えて素知らぬふりでメンバーに合流するまでが密かに何枚も写真に収められていた。しかもそれが現像を終えてさやかの室内の壁にピンナップの様に張り出されている、この写真はこの後増え続ける事になる。
「この時、ここが感じたの?」
「ヒドラ―兵のあそこは?」
「感じて何か❤……大きいわ❤❤……」
 何度も何度も、それを確認されるのだった。