ズキンッ……。
身体の奥底に何かが疼く。
女の命の中心である子宮が燃えるように熱が灯る。
(ああ……お腹が……熱いよ……)
疲労した身体に活力を無理矢理与えられたように、不穏な疼きを訴える。
生理の時に近いだろうか。
「ぅぅぅ……」
モモコはそれ以上の舞いをすることができずに立ち止まる。
「あれれ〜? モモコ先生、またポンポン痛いのぉ?」
野球帽の少年が後ろからモモコのお尻を覗き込んでくる。
「う、うん……」