だが、モモコの人心掌握術を受けない者もいた――大人のゴーミンである。
「調子に乗るなよ、ピンクマスク!」
 カチッ……。
 何かのスイッチが起動する音があった。
「それでは思う存分に気持ちよくなってもらおうか」
 ヴヴヴヴヴヴ……。
 突如としてクリトリスのピアスが怪しげな振動を発する。
「はああああんっ!」
 モモコの股間で強烈な快感が湧き起こった。
 艶やかな黒髪を汗ばんだ肢体に貼りつかせ悶える。それでもモモコは鍛えた手足を器用に使って不安定な体勢のままで耐えた。
「お前たちも良く見ろ!」
 ゴーミンはやや強い口調で叫ぶ。
 背後からモモコの胸を鷲掴みにする。
 むにゅむにゅっ……。
 牝牛から母乳を搾るような慣れた手つきで先端の乳首を摘まみあげる。乳首ピアスもプルプルと振動しているのを垣間見せた。
「慰安婦奴隷の証たる三点ピアスの部位こそが、女体の弱点だ」
「くひぃぃぃぃぃぃいいいいい~っ!」
 クリピアスが小刻みに振動し、モモコは悲鳴を高々と上げた。
 モモコが女戦士としてザンギャックに抵抗の意を投じれば、容赦なく責め抜かれたクリトリス。女性器の中で一番感じやすい弱点である。
 三点ピアスが装着されている限り、戦隊ヒロインに自由はない。
「イ、イ、イ、イ――イクぅ! イクイクイクイクぅ❤❤」
 モモコは足のつま先に力を入れて教卓を支え、背筋は大きく海老反りを晒すと、耐えきれずに淫らな言葉で打ち上げられてしまう。
 ぷしゃぁぁぁぁっ!
 卑猥な膣穴から間欠泉と見紛うほどの潮が吹き出し、子供ゴーミンたちの顔に降りかかった。
「おっ、出た出た!」
「美味い美味い!」
 子供ゴーミンは顔にかかったモモコの愛液の味を舐め取り、歳相応に喜ぶ。
「ちゃ、ちゃんと……見て、覚えるのよ……❤」
 絶頂直後の秘裂を子供ゴーミンたちに観察されることに、モモコの心は興奮を覚えてしまうのだった――。


「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……❤」
 絶頂の余韻に震えるモモコだが、性教育はまだまだ終わることはなかった。
 ぐちょぐちょ……。
 好奇心旺盛な子供ゴーミンが、モモコの股間に人差し指を挿入し、潤んだ局部を拙い愛撫で責め立てる。やっぱり手マンも初めての経験らしく、モモコからなかなか快楽を引き出すことができないでいる。
「うっ、あっ、あああっ……!」
「ねぇ、モモコ先生! これはどうすればいいの?」
 子供ゴーミンは純粋無垢な眼差しで教えを請う。教卓でM字開脚のモモコは、目の前の淫らな実習を指導する立場にいたのだ。
「や、やめ……」
 モモコが涙混じりに静止の声を投げかけようとするも、背後のゴーミンが代わりに答えてしまう。
「もっと激しく指を使えだって? 性器全体を包み込めって、モモコ先生は言ってるぞ!」
「分かったー!」
 子供ゴーミンは嬉しそうに責めを繰り出す。
「あっ! あああ、んんんぁぁあああっ❤」
 指が激しく出入りするたびに、モモコは脂汗まみれの額を振り回し悶え苦しむ。それでも軽い絶頂を迎え、目の前の子供ゴーミンのたっぷりと蜜を浴びせてやった。



「フン! こいつらはまだまだ実地訓練が足らないみたいだな。下手にモモコを穢すよりも面白いかもしれんな」
 モモコの背後に立つゴーミンが満足そうに嘲り笑う。
「好き勝手なことを……っ!」
 後ろ手で手枷を嵌めているモモコの両手を使って、ゴーミンは自分のペニスを握らせている。手コキの感触がよほど気持ちいいのか、すでに何度も射精し、モモコの滑らかな背中の曲面をべっとりとザーメンで穢していた。
「モモコ先生! もっともっと教えてよっ!」
 性教育の教材扱いのモモコを観察していた子供ゴーミンたちが、群がるように教卓に殺到して来る。股間からは幼いペニスが剥き出しになっていた。
「あ、うん……。えっとね……」
 モモコは戸惑う。
 子供ゴーミンたちは自分たちの獣欲をどう発散していいのか分からないようだ。先走り汁がだらだら~っと溢れ出ているも、制御できるはずもない。


「じゃぁ、まずは――」
 性教育に協力的なモモコは自らの女体を教材とし、子供ゴーミンたちに前戯の方法を教えてゆくのだった――。