「モモコ先生の体臭って甘酸っぱいよね〜」
 両腕を頭上に向けて拘束されているモモコの腋に顔を近づけて、くんかくんかと鼻を鳴らす野球帽の少年。
「はう……」
 腋の臭いを嗅がれていると考えただけで、モモコに恥ずかしさが込み上げてくる。
 自然と全身の汗腺が開ききり、拘束された身体を香しい牝汗がこぼれ落ちてゆくのが分かった。
「どんな味か興味あるなぁ〜」
「ひゃんっ!」
 野球帽の少年は大胆にもモモコの腋に滲んだ汗を舐める。
「そんなところを舐めないで! 汚いからぁ!」
「うふふ! 僕の舌で綺麗にしてあげるから、大丈夫だよぉ〜」
 汗臭いはずの腋にペロペロと舌を這わせるだけでモモコが喜んでくれると思っているようだ。子供の舌責め行為をさらにエスカレートする。
 そして野球帽の少年の右手は、引き締まった腰を下って次なる標的に狙いを定める。