記憶を失っている間に、どれだけ墜ちたのだろうか――。
「もうやだ、こんな……」
 衆人環視の視姦を一心に浴びながら、赤色のキャミソールを脱ぐと、モモコは少し涙目になった。
「下着も取らなきゃダメだよ〜」
 弟子の声に導かれるままに、モモコは乳房や甘酸っぱい牝液を垂らした肉割れも露わにさせた。
「モモコ先生はじっとして、体を可愛がってもらいなよぉ〜」
 その言葉に逆らえることはできず、モモコは両手をおろしてさるがままのポーズを取った。掌をギュッと握り締めるのは我慢の表れだった。
「くぅっ! あ、ああっ! 舐めないで……あたしの身体から離れなさい! うっくぅ」
 乳首を舐められ、お尻の孔に指を突っ込まれるとともに媚薬毒を注射されたような陶酔感を味わわされる。
 柔肌につけられる噛み痕はキスマークとなって、モモコの全裸を残酷に彩っていった。