「おぬしのアナルも頂くぞ!」
 背後から聞こえた老人の声が、モモコの背筋を凍りつかせた。
「――え? 嘘……まさか……」
 その声を再び聞くとは思ってなかった。
「ヨコザ!?」
 宇宙帝国ザンギャックの大幹部――かつて戦隊ヒロインたちの戦力を結集して倒したはずの凌辱の首魁が、真後ろにいる。
「……どうして」
 いつの間にか背中越しに拘束されている両手首を振り解こうとするが、気怠い脱力感に襲われる。
「久しぶりの再会だってのにつれないじゃないか、モモコ。信じられないかもしれんが、おぬしらの仲間にもらったアナルパワーで儂は時間も空間も超越したのじゃ!」
 ヨコザの股間から生えたペニスが触手のように伸びて、モモコの菊皺に潜り込んできた。
「さあ、アナルパワーをよこせ!」
「お、お尻なんかに、挿入れないでちょうだいっ!」
 不浄の孔に、触手ペニスがズルズルと滑り込んでくる。逆流感と恥ずかしさで、背筋が泡立つ。菊皺を通過した亀頭がくねり始め、尾骨が跳ねた。
「……ひいぃっ! な、中で動いてる……?」