顎を上に向けられ、ジャージのジッパーが下に引かれる。卑猥な手付きがジャージの上を剥いてゆく。両手首に巻きついた紐で止まり、グルグルと縛り上げた。
 もちろんいやらしい手は下半身にも伸びる。腰にかかった手は躊躇することなく、ズボンを引き降ろした。
「ひやぁっ!」
 ビリビリビリッ!
 白のブラウスを引き千切られ、ピンク色のブラジャーとショーツが曝け出される。仰向けに寝かされると、敗北感に打ちのめされる。
「ケケケケッ」
 モモコを上から見下しているアングラー兵たちが、淫猥な笑い声を上げた。どの顔も醜い眼球を輝かせ、己の肉棒を擦り始めた。
(み、見ないで……)
 モモコの【女】の心が、羞恥と屈辱にまみれて動揺していた。
 ゴシゴシッ……。
 アングラー兵たちは、モモコの肉体を見ながら自慰に励む。肉茎を擦れば擦るほど浮き上がった血管がピクピクと激しく蠢く。
(あぁ、き、気持ち悪い……ビクビクしてる……)
 アングラー兵たちの昂奮材料にされていることがたまらなく、恥ずかしい。
 ビュクビュクッ!
 口内奉仕に促された肉棒が射精した。