モモコは、踝までのソックスとスニーカーを履いたままの細い両足を天上に向けて持ち上げられた。
 アングラー兵が醜悪な形態の男性器を剥き出しにして滲み寄ってくる。
 ぬぷぷぷ……。
「い、いや……はぁんっ!」
 屈辱的な姿勢を強いられたまま、薄地の下着に隠れた秘裂を熱い肉根がゆっくりと貫いてくる。強引に犯されているのにも関わらず、未曽有の快感がぞわぞわと巻き起こり、モモコは悩ましい吐息を漏らしてしまった。
(あたし、なんて声を出してるの……?)
 きつく閉じた両目から、涙が溢れる。
 拳をぎゅっと握り締める。
 喘ぎ声など出すものか!