だが、モモコはさらなる辱めを受ける。
 足元に回ったアングラー兵が、モモコのスカートに隠れた股の付け根に潜り込んだ。
「ちょ、ちょっとぉ……っ!」
 モモコの股先から新鮮な牝汁がこぼれ落ち、アングラー兵の頭をべっとりと濡らし、蟲惑的な輝きを放っていた。
 アングラー兵の鞭打ちに、モモコの女体が興奮した結果だった。
「ち、ちがう! あ、たしは……こんなこと、望んで……いない」
 肉体の意外な反応を突きつけられ、汗まみれの顔に困惑の表情が浮かぶ。気が萎えたモモコは弱々しく言う。
 だがその間にも、恥ずかしい液は、お漏らしのように潤んでいた。
 ぐちゅっ!
 アングラー兵が大胆にもモモコの牝穴に口をつけた。
「や、やだっ!」
 もう、モモコは悲鳴を抑えることができなくなっていた。
 じゅるじゅる……。
 音を立ててクンニ責めで愛液を啜られる恥辱の呻きに、甘い響きが混じり始める。
「んっ……くぅ! はぅ……んんん……っ!」
 アングラー兵の嘴のように尿道口や膣穴に刺さった口吻が、蠢かされるたびに、モモコの上げる声はどんどん艶かしく、蕩けてゆく。
「あくぅ……ん! あぅ!……っ、あぅ!」
 飛び散る汗にも明らかな発情臭が混じり、甘酸っぱい女の匂いがふわりと香り立つ。
(ああ、もうダメぇ……)
 モモコの顔が紅潮し、美しい柔肌もピンク色に染まっていた。
「んん! んぁ、ふうっ、んあっ、はあ……ぁぁんっ❤」
 ぷしゃぁぁぁああっ!
 絶頂を迎えてしまったモモコは、間隔の短い間欠泉のように潮を吹く。
「や……やだぁ……ぁ」
 快楽に打ちのめされたモモコは、呆けた顔で歓喜と涎を垂らしている。
 じゅるじゅるぅ……じゅるじゅる……。
 アングラー兵はその絶頂汁がよほど美味かったのか、夢中になって啜りまくる。モモコの甘い汁は次々と溢れ、アングラー兵の喉を潤してゆくのだ。
「……ぁん……! そ、そんなっ……」
 クンニ責めから逃れるように腰を後ろに引いた瞬間――アングラー兵の平手打ちが、モモコのお尻を、パシィィッと叩く。
「ひぃぃぃんっ❤」
 アナルを駆け巡ってゆく快感が、脳裏にチカチカと火花を散らす。
 じょぼっ! ぼじょじょじょじょぉっ!
 絶頂直後であり、気持ちの良い脱力感から、モモコは失禁していた。ぐしょぐしょになった尿道から、アンモニア臭が漂う黄金水が流れ出た。
「ぅぅぅ……」
 おしっこすらもアングラー兵の糧とされる食事に、悔しさと羞恥心でモモコは泣きそうになった。

「はぁ、はぁ……はぁ、はぁ……」
 その場にいたアングラー兵の全員の喉を潤した頃になって、ようやく拷問の終止符が打たれることになるのだった――。