「んぅ……っ、ふ……、んむぅ……っ」
 ぬぷっ、ぬぷっ……。
 モモコのぱっくりと開いた膣穴から、奇妙な色の卵が産み落とされていた。
(こんな……。あたま、おかしくなっちゃう……)
 声を出せば仲間に気付かれてしまうかもしれないと思うと、心臓がドキドキと鼓動を鳴り続け、破裂してしまいそうになる。
 アングラー兵に犯されて、その雑魚兵の卵を産み落としているモモコを見たら、仲間たちはどう思うのだろう――。
「あひぃ……っ」
 喘ぎ声をこらえなくては、と必死に唇を噛みしめるのだが、卵が膣道を下るたび、思いがけない快感が背筋に走る。
「はぁ、イクぅ……、はっ、はっ、イ、ん……クぅっ❤」
 艶やかな黒髪を靡かせ、歓喜に咽び泣くモモコからは、いつもの凛とした雰囲気は見られない。ただ声を小さくするだけでやっとだった。
「んんっ! あっ、あっ……」
 さらにモモコの両手首を縛った生きている武器が嘴で、お尻の穴を穿り回してくる。アナルが弱点となっているモモコは、絶え間ない絶頂に襲われてしまうのだ。
「モモコ?」
 アキラは無邪気な子供のような童顔で首を傾げると、草むらの中に潜んだモモコを見つけ出していた。
「何やってんだい?」
「んあ……っ、く、いや……っ」
 アキラにばれてしまう――。
 だがモモコの心に込み上げてくるのは、妖しい背徳感だ。
 そう思った途端、身体の束縛が失った。
「ちょっと日差しが熱くてね……すずんでいたのよ」
 モモコは恥ずかしさ半分、平気なフリをして草むらから這い出た。
 ちらりと草むらの方へと視線を戻すと、すでにアングラー兵が30個以上の卵を回収して立ち去った後だった。
(ゆるして……みんな……、あたし、なにも……できなくて……)
 一同が帰路につくことになり、モモコは思いを馳せる。
 モモコがどう足掻いても、穢らわしい凌辱からは逃れられそうにない。きっとこれからもマスクマンが地帝獣やアングラー兵を倒すたび、モモコは毎日のように犯され、望まぬ卵を産まされ続けるのだろう。
「でも、まけるもんですか!」
 モモコは決意を改めるのだった――。