「ダメェ!」
必死に茉子ちゃんが叫んでいるのがわかる。
この状況下では、どうせ碌な事ではない。
「どうぞ、殿下」
「よしよし、一度やってみたかったのだ」
嬉しそうなワルズの声が悔しい。
「ミキには怒られてしまいそうだが、俺様だってザンギャックの次期皇帝だ……女体の一つや二つ」
「どうぞ、まずはクリトリスを剥き出しにして」
「クリトリス?」
「えっと……ここです」
モモコの身体で性教育が始まってしまった。