ポタッ……
ツツッ……
「んっ」
それが、何であるのか理解するにはモモコは純情過ぎた。
「な……」
「あ、あああ!」
女性がその声をあげる瞬間がどんな瞬間なのかをモモコは理解できないでいる。
「んひぃ!」
喜びと、絶望が綯交ぜになった瞬間。