「ゴゴッ! ザーメン飲んでイッてるのか……ド変態女モモコ!」
「――っ!?」
 頭上から降り注いだ罵声に、思わず全身がビクッと硬直した。
 その瞬間――意識が元に戻った。
「んぁ、あぁ……んはっ、んんぅ……」
 ゴーミンの精液をすべて飲み干し、桜色の唇から萎えた肉棒が引き抜かれる。
 モモコの空腹感はまだ強くて亀頭が名残惜しく、舌をすり寄せてしまうのは、飢えた牝犬の記憶の残滓だった
「んふっ、あは、はぁ、あ……んむっふ、れろ……」
 ペニスなど醜くて汚い、と頭では分かっていても、栄養分が残っていないかとエラの周囲に舌を這わせる。鈴口に唇を押し当て、ちゅちゅっと残り汁を啜った。
「うっ……くぅ、フェラが……上手くなったな……ゴ」
「はぅん、んむ……んずるぅ……」
 ゴーミンに牡を悦ばせるご奉仕プレイを褒められたが、モモコは夢中になってしゃぶるあまりに気がつかない。
 否、空腹感ばかりが駆け巡り、自分がいかにいやらしい行為をしているかを考える余裕など残っていなかったのだ。
「んんんっ!」
 モモコのフェラ奉仕を受けて、ゴーミンが再び猛々しくそそり立ちビクビクと躍動する肉棒を、モモコの喉奥へ突きつける。
「まだまだたっぷりと呑ませてやるゴ! 耐えられるといいよなぁ、ゴゴゴ!」
 宇宙帝国ザンギャックの戦闘員であるゴーミンの精液は濃厚で、射精の量が半端ではない。それなのにゴーミンが満足するまでの回数が多いため、モモコは毎朝に顎が痛くなるほど口を使わされ、精液を搾り取らされるのだった――。