「立ってるだけで震えてしまっては身が持たないぞ。今日は一日このままで過ごしてもらうからな」
 ゴーミンの言葉に、モモコはゴクッと唾を飲んだ。
「このままで……!? まさか、そんな! 冗談でしょ……?」
「まさか性器が気持ちよくなってしまうから、チューブに勝てないって言うのか? モモコが正義の味方なら、こんな異物に惑わされることもなく、日常生活に専念できるはずだからな」
 ゴーミンは慰安婦奴隷を値踏みするかのように、モモコの左肩をポンッと叩いた。
「くぅっ……!」
 たったそれだけの仕草で、肩から走った衝動が股間にまで伝わってゆく。
「んっ、んんんんっ……!」
 クリトリス、尿道口、膣穴、菊門が撹拌され、狂気の官能に打ち震えた。
 もう悪魔の拷問を拒否する気力もなくなりつつある。
(ああっ、疼くぅ……)
 いますぐにでも股間のメカを外したかった。
 しかし解除するにはザーメンを呑まなければならない。そんなことを誰かに頼むわけにもいかず、翌日の朝食まで我慢するしかなかった。
「やればいいんでしょ!」
 モモコは頬を真っ赤に染めて、頷く。