「ギィギィ」
「運ぶわよ……運べばいいんでしょ」
 何時まで経っても、この光戦隊から供与された高層マンションの室内はアングラー兵の卵を量産する為の場所だった。
 ベッドは休む場所ではなく産卵の場所、しかも産卵の度に激しい絶頂を伴うのだから日夜衰弱していく身体を留めることが出来ない。
「え?」
 そして、直にアングラー兵はモモコに纏わりついてくる、地底帝国チューブは滅んだはずなのに今だにモモコだけがその尖兵の下僕として生きていた。
「もったいない事をしておるなぁ……いひひひ、アナルの中にいる生き物を改造してやろうか?」
「まさか……ヨコザ! あなた達、離れなさい!」
 しかし、アングラー兵はモモコを離さなかった……