「この瞬間を待ってたんだ!」
「アカデミアの美少女コンビ!」
「俺様が研究したいくつものアイテムを試して、下半身も満足させる!」
 仲間だと思っていた、アカデミアの学生たち。
「何を言っているのか分かっているの?」
 男子寮の奥、特別区画と呼ばれる暗部……そこにめぐみと麻里は連れ込まれていた。
「分かってるさ、これからは俺たちがご主人様だ……その体は男無しでは生活できないまでに開発してやるからな!」
 勇介や丈、卓二が助けてくれる、そう思うしかない……宇宙用特殊スーツを開発する仲間たち。
「あいつらなら来ないぜ……」
 それを信じる迄、そう時間はかからなかった。