「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」
 会場の盛り上がりとは対照的に、ステージ用でははるなをはじめ全員が足元からの震えを押さえられなかった。
『ヒロイン達に取り付けた装置は中で出された回数を記録して上の掲示板に送ります。
 同時に彼女達が何度、感じてアクメに達したかも転送するように出来ています』
「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」
 破廉恥な機械。しかし……こんな場所で全てを晒されてしまう。
 そして、そこから逃げる手段をはるな達は持ち合わせていない。
『自分が感じないで沢山のファンの方々の欲望を受け止めると言う、勝負です……
 自分ばかりが感じていては奉仕の心が足り無いという事になります!』
 考えられない勝負をさせる、お互いに顔を見渡す……
 美月ちゃんはもう泣いているし、アコちゃんも歯の根が合わないみたいで口元がガチガチと鳴っていた。