「いや〜流石はザンギャックの皆様。お役に立てたでしょうか?」
 ゴマをすりながら、近づいてくる一人の男。
「協力感謝する」
 ザンギャックの尖兵のゴーミンは男に声をかける。
「「あ……あなたはっ!?」」
 その男の顔を見てレミと数美は驚愕する。
 そう、見知った男だったからだ。