「はい! 男性教員は全員集まったかね?」
 校長は職員室を見渡す。
「おい……見ろよ2人を」
「校長がいってたのはマジなのか……?」
 職員室に集合した男性教員たちは2人の姿をジロジロと眺めながら口々に会話している……
「ちょっと! 触らないでっ!」
 数美は触ろうとしてきた同僚を右足をあげて拒否する。
「はいはい! まだ勝手なことはしないっ!」
 校長は手をパンと叩くと教員たちを制止する。
「知っての通り、レミ先生と数美先生は今日からザンギャック帝国の牝教師としての身分となりました」
「えっ?」
 校長先生の言葉にレミは目を見開く。