ガバッっとあっさりとスカートが捲り上げられる。
「きゃぁあ……」
 プールに行くというのは嘘でまさか、この場でこの前のように嬲られるのだろうかと不安になっていたところに……
「おや、小名さん命令守って無いじゃん!」
「そんな、時間だって間に合ったし、プールへ行く準備だって」
 すっとコメントの最後の部分が見せられる。
「うそ……」
「下に水着付けて来てって言ったのに、はいお着換えタイム!」
 子供たちは嬉しそうに香を取り囲んで逃げ場を無くしていく。