「さあ、帰ろうか!」
 塗れたまま素肌にワンピースを着せられる。
「スケスケで超エロいよ、おばさん!」
 水を吸ったワンピースが肌に張り付いて、気持ちが悪い。
「服が濡れていたら何処に行くんだっけ?」
「えっと……そう、コインランドリー」
「正解!」
 両手を引かれて、身体を隠せないままに以前香の服を洗濯したというコインランドリーへと歩いて行く、洗濯している間香は何を着ていればいいのだろう、もう考える事も面倒だった、どう気絶するほどそこでも両臆されるのだ。
 ジュン……
 プールの水とは違う液体で、更にワンピースが湿って行くのだった。