ズシン、ズシン、ズシン……
背後から自分に向かってくる気配に気づいたメイはチラリと後ろに目を配らせると、驚愕の表情をうかべる。
「おまえは、ドーラブーガラナン!? どうして!?」
かつて倒したドーラモンスター、それも自分もあと一歩でやられるところであったという
ギリギリのところで倒したモンスターが現れたことに対して、動揺を隠しきれなかった。