(…お願い。ピンク、来てはダメ…)
自分はどうなっても構わない。しかし、親友まで慰安婦として徴用されることには耐えられない…
メイは神に祈る気持ちでいた。
「…メイ? いるの? いるなら、返事して」
扉が開かれ、親友の姿が……
(ああ…神様…どうして……)