「そんなの! 無理!!」
 ぞくぞくするほどに背筋に快感が走る。
「待て!」
 リンはゴーミンの制止を振り切り走り出していた。
「リン先輩……」
「変態だったのかよ。まじ、ショック……」
 後輩たちの失望の声……リンの涙が零れ落ちる。
 当たり前に生きている大学生などに、今のリンの何がわかると言うのだろうか……
 絶望ではない、この場で更なる浣腸を受けて、逝き狂う姿をこそ見せたくはないのだから!