「おいおい、ここにいたぜ!」
ゴーミンが山小屋の中に入ってくる。
「な……」
前かがみのままに、倒れ込んで動けない鶴姫の周りを取り囲んでいく。
「お久しぶりだな」
「知らないわよ、何のようなのよぉ!」