「あああぁ」
次から次へと何時までたっても浣腸液の排泄が終わらない。
「こんなに、いっぱい……」
兄だって下痢もすれば便秘もする、お尻の穴から出て来る物の常識的な量は理解できる。そして、桃のアナルから排泄されていく液体は常軌を逸していると思うしかない。
「ダメェ……ああ……止めてぇ……」
「大変な病気なんだな……」
医官が頃合いを観て止めるまでの数分、永遠にも近い時間を兄妹に感じさせた。