「こいつを三つ入れて出撃してくれ」
「な、何を入れてるのよぉ……」
 出撃準備で駆け抜けていく他のオーレンジャーメンバーからの視線を、整備員が自然とカバーする。
「まぁ気にするほどの事はない」