「実験は成功だった、帰省してくれて構わないぞ」
「こんなんじゃ、帰れないじゃない」
「俺たちの側にいたら……」
 ズズズズズズズ……ドンドン浣腸液が腸内に送り込まれる。
「ひぃい!」
「じゃあなぁ!」
 駆け出す桃を、医官はスカートを振って見送るのだった。