ザンギャックチャンネル『慰安婦の部屋』の撮影。
 ザンギャックTVの一室に連れてこられた桃。
「あなた達、目を覚まして!!」
 怪人ではなく、地球人によって桃は裸にされ、卑猥な動画を撮影されていく。
「目を覚ましたからこそ、我々はザンギャックの名誉市民になったんだ。」
「そうそう、地球を侵略する宇宙人に犯されて喜んでいたお前達の姿を見てさ。」
「ザンギャックの側に着いた方がいいってな。」
 かつて地球を侵略して来た宇宙帝国ザンギャック、その第二次侵攻時に行われた戦隊ヒロインへの陵辱の爪痕は、ヒロイン達だけではなく、一般人に対しても深く刻まれていた。
「地球を攻めて来た敵に体を開くヒロインや、ザンギャックの為にAVに出たヒロイン。お前達を見て、俺達は気付かされたのさ。」
 桃の脳裏に忌わしい記憶が甦える。
「どうせなら、俺達もおいしい思いをする側に立ちたいからな。」
 ピアスのリモコンを見せつけられ、そのまま何も言えなくなってしまう。