CMがあけると“慰安婦に色々やってみた”のコーナーが始まる。
 ザンギャックチャンネルの視聴者達に事前にとっていたアンケートの中から、抽選で選ばれた内容を慰安婦にさせる番組の人気コーナーだ。
「さて、丸尾桃にさせたい事の中から選ばれたのは、オナニー実況プレイです。」
 スタジオにオトナのオモチャが運ばれて来る。
「これらのオモチャを使って、19番目の戦隊という事で、放送時間内に19回連続で絶頂してもらいます。」
 スタジオの真ん中にお立ち台が用意され、その上でオナニーさせられる。
 放送時間が残り少ない中での19回連続絶頂は、当然のように失敗する。
「あーあ……」
 ダメな慰安婦ですね。と馬鹿にされ、初回放送分の収録が終わる。
 慰安婦に色々やってみたのコーナーで選ばれるのは、基本的に達成不可能な内容が選ばれる。
 それは第2回放送で罰を与える為の口実を作る為だった。

 続けて第2回放送分の収録が行われる。
「ちゃんと、根本まで入れてください。」
 鏡に取り付けられたディルドー、それを自分から跨って、全て飲み込めと言われる。
「ほら、まだ入りきってないのが見えてるでしょ?」
 鏡に映った自分の性器、淫猥な形をしてディルドーを咥え込んでいるが、男が言うように根本はまだ入っていない。
「う……」
 全てを飲み込もうと、体重を掛けて腰を落としていく。
「ちゃんと入れないと、次に進めませんよ。」
 19回連続絶頂失敗の罰として、巨大なディルドーを入れた状態で撮影を始める。
 アナルにも同じサイズのディルドーが入るように取り付けられている為、量穴は圧迫され、簡単には入っていかない。
「仕方ないですね……」
 MCが桃の肩に両手を置くと、一気に下へと押し込む。
「嫌ぁ!!」
 根本のコブまで咥え込まされ、悲鳴をあげてしまう桃。
「こんな程度で悲鳴をあげてたら、この後の撮影もたないぞ。」
 プロデューサーが笑いながら言う。
 収録が再開される。
「さて、挑戦失敗した丸尾桃さんには、慰安婦として再調教を受けて貰います。」
 まだまだ撮影は始まったばかりだった。

 そして、この番組が撮影されている最中もリアルタイム配信は行われており、放送よりも先にカットされたパートをファンは観る事が出来るのだった。