『ようこそンコソパへ……この滞在が有意義な時間である事を祈ります』
 そう言うと、ドローンはまた見えない所まで遠ざかって行った。
「ふぅ……何はともあれこれで大丈夫だ、まぁ誰だかはよく知らないけどこの国では俺の恋人って事になったから付いて来てよ」
 彼はそう言うと桃の手を引いたまま歩き出した。
「あの……あなたは?」
「ああ、俺? ○○って言うんだ、個人の趣味を実現する空間プランナーをしてるんだ、総長みたいにずば抜けた能力はないけど、役に立つ仕事をしてるんだぜ! 何処から来たかとかは聞かないよ、突然空間が裂けて天女が舞い降りたかと思った、すっごいエロい天女がね」
 そう言って○○ははにかむ様にコントローラーを操作した。
「ひぃあああああ❤❤❤!!!」