サヤは道端に生えた花に目を奪われる。
「あら? 綺麗に咲いてるわ。 フフ、活き活きとした花はやっぱり素敵ね」
 花の戦士でもあるサヤは、生命力にあふれ、綺麗に咲き誇る花々が好きであった。