「安心してくれよ、おじさんたちも思い出したんだ」
「えっと、もう……その、こういう事は」
何とかして逃れたい、子供の頃からお世話になってる商店街のおじさんたちなのだから、あれはザンギャックの仕掛けた悪い夢みたいなもので何もかも忘れていたかったのに……
「いやいや、マツリちゃんが露出狂だってのも思い出したし、お兄ちゃん達には内緒ってのも覚えてるよ」