「……ほら下処理済みの食材の数々だ」
 買い物かごには、マツリが選んだ新鮮な食材が、全てしんなりとくたびれて見えた。
「そんな!!??」
「お前の兄弟は、マツリの腸液と淫液で下味をつけておいた料理が食べれるんだ、喜ぶぜ!」
「「おお……」」
 ゴーミンの煽りに反応したのは商店街の店主たちだった。
「ん?」